「入眠障害で、なかなか寝つけないんです」
という生徒さんにおすすめしたのが、
ヴィパリタ・カラニという、壁に脚を上げるヨガのポーズ。
「寝る前に10分くらい続けてみてください。」
そうお伝えしたところ、しばらくして
「このポーズを始めてから、眠れるようになりました。」
と嬉しい報告をいただきました。
このポーズは、脚を心臓より高い位置に上げることで、身体がリラックスモードへ切り替わりやすくなると考えられています。
心拍数が落ち着き、副交感神経が優位になりやすくなることに加え、自然と腹式呼吸もしやすくなるため、寝つきや睡眠の質の改善が期待できます。
現代は、寝る直前までスマホやパソコンを見たり、WiFiや5Gなど多くの環境ノイズによって、交感神経が高ぶったまま眠ろうとしている人が少なくありません。
「布団に入っても眠れない」
「寝ても疲れが取れない」
そんな方は、眠る前に一度、
身体を「休むモード」に切り替える時間をつくることが大切です。
また東洋医学では、夏は熱や「氣」が頭に上がりやすい季節とも考えられています。
脚を上げることで、頭にこもった熱を落ち着かせ、本来の「頭寒足熱」の状態へ近づける助けにもなります。
睡眠は、心と身体を回復させる最も大切な時間。
眠れない夜は、薬に頼る前に、まずは10分だけこのポーズを試してみてください。
暑い夏を元気に乗り切るためにも、ヨガを日々のセルフケアに取り入れてみませんか?
※高血圧の方、緑内障の方、眼圧が高い方は、脚を高く上げることで一時的に頭部への圧力が増すことがあります。症状がある方は、医師に相談の上で行うようにしてください。
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